Webサイトを運用し始めると、同時にアクセス解析を行う必要のある方もいるのでは?
アクセス解析を行っていく上で、知らない単語が次々と出てくるかと思います。
解析を見ていく上で困らないように、
アクセス解析に関係する用語
『サンクスページ』『リファラー』『直帰率』『離脱率』
この4つの語句について見ていきましょう!
サンクスページとは?
ネットショッピングでの購入や資料請求などを済ませると、
【お買い上げありがとうございます!】といったようなページに行きませんか?
あのページこそ『サンクスページ』です!
購入や申込みをしてくれたユーザに対する感謝の気持ちを伝えることはもちろん、
クーポンの発行、コンテンツの紹介やSNSの紹介など、
他の商品やサービスにも興味をもっていただける機会を作るページとなります。
ビジネス・サービスサイトの場合は、申込みの流れを入れるのも有効な手段となります!
さらに、サンクスページのアクセス解析(アナリティクス)を見ることで、
- ユーザーがサンクスページにたどり着いた経緯
- 売上の管理や顧客情報の管理
といった情報が分かるようになります。
このデータをもとに、売上アップの戦略を練ることもできますね!
リファラーとは?
皆さんは、サイトに入る際にどこから入ることがありますか?
Googleによる検索、SNSの投稿、またはニュースサイトのリンクURLから…?
方法は様々ですよね。
このサイトに入る前のリンク元ページを『リファラー(参照元)』といいます。
つまり、Google検索をしてページ①に訪問したとき、ページ①のリファラーはGoogleになります。
リファラーを見ることで、
- どこからユーザーがサイトに入ってきたのか
- サイト内でユーザーがどのような動きをしているのか
- 流入してきたユーザーの検索キーワード(検索エンジン経由の場合)
を知ることができます。
直帰率とは?
『直帰率』とは、サイトに訪れたユーザーが最初に見た入口となるページを見てそのまま離脱してしまう割合を言います。
ちなみに、離脱とは、
- ブラウザの戻るを押して戻る行為
- ブラウザを閉じる行為
- 別サイトのリンクをひらき別ページに行く行為
- 30分サイト内で動きがないとき
- 日付が変わるとき
このような場合です。
離脱率とは?
では、『離脱率』とは何なのでしょうか?
『直帰率』と似ていますね。間違えないように覚えましょう!
『離脱率』とは、ページに訪問されたセッション(入口となったページからサイトを離脱するまでの一連の流れ)において、サイト内の他ページに行かずにサイトを離脱してしまった割合のことです。
重要なページ(注文フォームのページ等)での離脱率は、非常に大切です!
離脱率が高いようなら対策を考えましょう。
説明だけでは分かりにくいので、例を見てみましょう!
直帰率と離脱率の違い
下の図のような6つのセッションがあります。
この場合のページAの直帰率と離脱率について見ていきましょう!
まず、直帰率。
ページAから始まるセッションが①、③、④、⑥の4回あります。
そのうち、すぐに離脱してしまっているものが2回。
よって、ページAの直帰率は50%となります。
では、次に離脱率。
ページAに訪問しているセッションが①、③、④、⑤、⑥の5回あります。
そのうち、ページAで離脱しているものが3回。
よって、ページAの離脱率は60%となります。
根気強く用語を覚えるところから!
『直帰率』や『離脱率』のような似た用語に惑わされる方もいると思いますが、
根気強くアクセス解析を行い覚えていきましょう!
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