マーケティング

Googleアナリティクスのデータ保持期間の設定は終わりましたか?

Googleアナリティクスにアクセスするとこういった表示がされると思います。

一体なんのことかさっぱりわかりませんね。

Googleの公式情報(ヘルプページ)によると、今回の対象はユーザーデータとイベントデータの保持についてです。
CookieやユーザーID、広告IDに関連付けられたユーザー単位やイベント単位のデータに適用されます。
とあります。

ユーザー単位やイベント単位のデータとはなにか

Googleアナリティクスでは、Cookieを利用してユーザーの識別をしています。このユーザー識別によって、ユーザーごとの何回サイトにアクセスしたか、どのようにページ遷移したか、ページのどの部分をクリックしたかを確認することができます。

今回、Googleアナリティクスが「一般データ保護規則」というデータ保護法に準拠するためにデータ保存期間をユーザー自身で設定できるように変更しました。
・14ヶ月
・26ヶ月(デフォルト)
・38ヶ月
・50ヶ月
・自動的に期限切れにならない。

重要なポイントとして、今回選択可能なデータ保持期間は、「ユーザーデータとイベントデータ」の保持期間だということです。
上記のように、イベントトラッキングなどでクリック数の計測などを行っている場合は注意が必要です。

なにも設定しないでほったらかしにしてたらどうなるの?

そのままにしていると、データ保持期間を26ヶ月(新しいアクティビティをリセットはオン)になっています。
これはどういうことになるかというと、期間中の2年2ヶ月の間に一度もwebサイトを訪問しなかったユーザーの行動データは削除されます。

google公式のページでも詳しい説明が書かれていますので
そちらを参考にしながら自社のサイトに合った設定を反映されるといいかと思います。

[aside type=”normal”]
標準のGoogleアナリティクス集計レポートには影響はありません。
この設定で管理されるユーザー及びイベントデータは、例えばレポートにカスタムセグメントを適用する通常とは異なるカスタムレポートを作成するなどの高度な機能を使用する場合にのみ必要です。

引用)google公式 (リンク
[/aside]

設定はどこでするの?

アナリティクスの設定
1.アナリティクスにログインし、画面左下にある管理をクリック


2.画面中央に出てくる「トラッキング情報」をクリック


3.データ保持をクリック


4.期間と新しいアクティビティのリセット機能のオン・オフを選びます。

以上で完了です。

イベントやユーザーIDのトラッキングなどアナリティクスを利用して解析をしているサイトの場合は、
そのサイトにあった、周期やデータの扱い方が必要になってきますので
新しいサイトを作った際このあたりの設定は最初にチェックすべきですので
お忘れないようにしましょう。

他の記事を見る